過去の受賞作品

|受賞作品|審査員講評3次審査風景

遠藤先生賞

紙に宿る小さな神

京都建築大学校 / 三上直人・小寺悠史・城拳也

[講評]
やや大げさなタイトルであるが、なにか微笑まし提案でもある。記憶をたどれば誰でも一度は紙の摩擦力を体験したことがあるだろう。たかが紙、されど紙を感じさせてくれる。この不思議な体験をなにかに顕在化させたい、その様な思いが提案からは感じる撮る事ができるが、やや平面的な処理で終わっている事が残念である。「神」をも持ち出すのであれば、この直感を大切にして3次元の空間を作り出すアイデアにチャレンジしてほしい。

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